管捲き場と整経場だった場所との境、織り場と整経場だった場所との境にそれぞれ壁をつくる。元々非常に少ない柱と、壁が上半分のみだったため、その下に基礎を打ち、土台をいれ柱を立て、既存の柱や壁を支えて接続させる。工場稼働時は生産性重視のため、あるべき壁が無かった状態。織り場の壁の窓には整経場に使われていた木枠の硝子障子を使う。壁を移動させるイメージ。建物はかつての元の状態に戻しつつ、それでは不足な部分など必要な部分は改善するように考えていく。
Back to Top